たぷちぷの北海道ガオりんぐ釣行記

岩内近辺でショアジギにハマってる夫婦の釣り日記です。「がおりんぐ」とは岩内弁で「疲れる=がおる」の進行形だったりします。。。

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嗚呼サクラマスよ

2012年4月14日・15日 晴れ 小潮~長潮

「たぷちぷのガオりんぐ釣行記」と銘打った割には、夫ばかりが記しているこの釣り記。
そこで満を持しての登場。
釣り界のティンカーベルこと、妻の私である。
釣りガールという言葉のサブさに身震いする私であるから、釣行記においても「☆」や「♪」などの記号や顔文字などは決して
使用することはないんだおーー☆ミ
キャハー(*´▽`*)♪

ふう。みんなイライラしたかな。してやったり。

さて、前回の釣行であるが、結果から言うと釣れなかった。
だがちょっと待ってほしい。戻るボタンを押さないでほしい。
あなたが戻るボタンを押した瞬間、私のジャスティスは崩壊する。

世の中結果が全てだろうか。


あなたはサクラマスの釣果や画像を見られれば、それでいいというのですか?


「今まで気づかずに針なしで釣りをしていた」
「釣り雑誌に踊らされて、タクティクスと連呼している自分に気づいた」
「冬場は手が冷たくてむしゃくしゃする」
「魚類ならなんでもよかった。今は反省している。」


もう、そんな釣りライフとはおさらば!
これ以上無駄なお金をかけることはありません!
○○を、○○に変えただけで、夢のような大物が!


読者からの喜びの声が続々と届いています!

A男さん:ちぷさん、この度はありがとうございました。最初は半信半疑でしたが、ちぷさんの記事を読んで
     からというもの、ふと頭に浮かんだ数字で競馬が1万円当たり、釣り用品で膨れ上がった借金も無事に
     2千円だけ返すことができ、年齢=彼女いない歴だった私にもクサフグが釣れました!
     さらにはとんとん拍子に出世したかのような気持ちになり、もうリーダーがすっぽ抜けることも10回
     に8回しかありません!
     根がかりしても泣くのを堪えることができるようになりました!
     しゃくり続けてきて本当に良かったです!


待って。戻るを押さないで。怯えていただけなんだよね?ほら、怖くない。
茶番はこれくらいにしますから。愚かな私を許して下さい。

------------------------------------------------------------

夫は基本的に釣果が上がった時にしかブログを記そうとしない。
しかしそれで良いのかと私は自問自答したのだ。
今回はこういう所へ行って○○を狙ったけど、釣れなかった。そんな情報も無駄ではないと。

私は北海道の岩内町出身である。
であるから、おのずと釣行は岩内が多くなる。
土地勘があることに加え、実家を拠点として活動できるからだ。

札幌出身の夫も、いつしか岩内の海の虜となった。
寝言で「岩内かわいいよ岩内……すごく…フェリー埠頭…です……」と吐息混じりに呟くほどだ。

さて今回も、先週と同じようにサクラマスというものを釣ってみたいので岩内へ。
先週夫が初サクラマスを釣り、軽い憎しみを覚えながらもそんな感情は露ほども見せず車に乗り込む。
いつも私たちにとって初の魚種を釣るのは決まって夫なのだ。
ヒラメ然り、フクラギ然り、そして今回のサクラマスもだ。

帰宅後、「初サクラマス」とか題名つけちゃって意気揚々とブログを書く夫を尻目に内心
「爆発しろ!」と思ったことは墓まで持っていくつもりだ。

さて岩内に到着したのは早朝4:30頃だったろうか。
まずは東外防を見に行ってみるが、ものすごい人だかりである。
あずましくない釣りを好まない我々釣り班は、早々に西防波堤へと移動。

西防波堤で、外海側に向かって投げる。
テトラ上での釣りのため、細心の注意を払う必要がある。

海を見ると、なんとサクラマスと思われる魚体が跳ねているではないか。
おらわくわくしてきたぞ。
これは期待できる。

とりあえず40gのジグで挑戦することにする。

しばらくすると夫のシャウトが聞こえた。
「きた!」と言っている。
うおーついに来たか、やったーと思ったらすぐにバラした。
札幌出身なんてこんなものである。
生粋の岩内人の私には到底及ぶまい。
我が実家には岩内のマスコットキャラクターであるタラ丸も来たことがあるのだ。
なめてもらっては困る。
8798.jpg
ちなみにこれがタラ丸である。
手に携えたアスパラガスがタラ丸の内なる想いを熱く代弁している。
「ここ岩内はアスパラガス発祥の地であるのだ・・・・・・!」と。

一時間くらい経ったころであろうか。
もうジグを回収しようと海面を見ながら巻き巻きしていた。
すると、ジグの後ろに何かいるではないか…!
これは、サクラマスに違いない!ついてきている!
うおー食ってくれ!と願いを込めつつジグの速度を遅くしてみるも、もう回収寸前だったため
あえなく失敗に終わる。
ジグを回収した途端、キビスを返して泳ぎ去るサクラマス(と思われる)。
あっさりしたもんだな。愛想のひとつも振りまけないのか。

しかしサクラマスは私の知る限り銀色をしているが、ついてきた魚は黒かった。
まるで川にいる時のサクラマスのようだった。
あれは本当にサクラマスだったのだろうか。
比較的よく見えたので、アブラコなどではないことは確かだった。
口もカギ状というか、サケみたいな感じに見えた。
釣ってまじまじと観察したかったものだ。

しばらくすると、夫が近寄ってきて話をしたところ、なんと夫のジグにもサクラマスがついて来たとのこと。
ついてはくるが、釣れない。
うーん。どうしたものだろうか。

寝不足で体力も限界に近づいたため、午前10時すぎに撤収し、お昼寝タイムだ。

夕方もう一度、西防に足を運ぶ。


西防波堤から見える東防波堤。
まあまあの人数がいるようだ。
SN3S1170_R.jpg

またもやジグで投げ続けるも、一向に当たりすらない。
しかし穏やかな天気の中、海でぼーっと釣りをするのは悪くない。
少し疲れた私は竿を置き、しばし座って海を眺めていた。

すると夫が「お腹空いたの?」などと話かけてきた。
すかさず「いや…自然の中に自らの身を置き…云々」と黄昏れた目で話し出す私であったが
その時点でもはや夫が聞いていないことは明白であった。
いつものことだ。また始まった、と軽くあしらわれているのだろう。
それでも構わない。この海は誰にでも平等に接してくれる。

そうこうしていると大きな船が通っていった。
意味なく写真を撮ったので載せることにする。
ゆっくりと船が通り過ぎるのを眺め、私は宇宙の歴史について思いを馳せる。
そして怖くなって夜眠れなくなるのだ。
SN3S1169_R.jpg

私は既に釣りを諦めた感が満載だったが、夫は諦めていない。
いつも夫に感心するのはこういう時である。
彼は決して諦めることなく釣り続ける。
ああそうか、だからいつも初物は夫が釣り上げるのだ。
私は単に努力が足りないのである。

そんな夫の様子を見に行くと思いのほか景色と溶け込んで良い感じだったのでシャッターを切った。
夕日と彼のシルエットは、とても画になり、ロマン溢れ出す一枚になった。
なかなか格好いいじゃないか。
いつもお尻を浮かせてスカシっ屁をする夫とは別人のような映りである。

SN3S1174_R.jpg

さて結局当たりもなく、疲れたので帰ろうということになり、温泉に寄ってから実家に帰還。
そこには先週釣ったサクラマスのお刺身も用意されていた。
母親に感謝であります。
SN3S1177_R.jpg

刺身の感想は…味は悪くないが、なんだか水っぽい感じだった。
ベチャっとしているというか…一度冷凍したせいだろうか。
夫はコリコリ系の刺身が好きなので、サクラマスを食す興味が一気に薄れたようであった。
私も、食べれなくはないが、そんなに好きではなかった。

基本的に私たちは、釣り=食べる、という理念のため、食べられない魚を釣ることにあまり興味がない。
例えばアメマスなどだ。
もちろん小さいサイズのものは、リリースする。
しかしリリースするのを前提に釣る、釣り上げる過程だけを楽しむ、というのはちょっと違うのだ。
あくまでも獲物を捕獲する行為だからこそ、やる気も増す。
そして獲物を手にした瞬間、うおーっと熱いものが込み上げ、食卓に並ぶ彼らを想像せずにはいられない。
これは原始時代から受け継ぐ本能なのであろうか。
釣り雑誌などで、釣りのことをゲームと呼んでいることがあるが、なんともしっくりこない。

さて翌日、本当であれば早朝5:00に出陣予定のはずだった。
一応2人とも5:00には目を開けた。
布団の中で、お互いの目を見、全てを悟った。
「無理であります。」
彼の目はそう語っていた。

暗黙の了解で、そのまま眠りについた私たちが起床したのはもう午後になってからだった。

天気は良い。
さてどうしたものかと、とりあえず東防波堤に行ってみるが、ものすごい人だかりだ。
ああ。やめだやめだ。
場所を変えてみよう、ということで移動する。
途中、サクラマスがいそうな海岸があったため、車を止めてしばし探検。
浅瀬が続く海を見つけ、長靴でじゃぼじゃぼ進んでいく私である。
PAP_1192_R.jpg
奥はどん深になっていてなかなか良さそうだったが、今日のところは偵察だけにしておく。
釣り人が一人おられたが、何も釣れていないようだった。

ところで私が浅瀬を探検していると、いつもなら絶対に来るはずの浅瀬好きな夫が来ない。
こんなことは通常決してありえない。想定外だ。
なんとも不思議に思っていると、彼は長靴を装着せず、スニーカーで来ていた。
なんと愚かなことか。
浅瀬の生き物を観察することに目がない夫にしては手痛い失敗と言っていいだろう。
「なんで来なかったの?」と尋ねた時の、夫の悲し気な目が印象的であった。
私は思う存分、磯ツブやヒル貝を観察し、海水に触れ、満足であった。
海の水も大分温んできている。


結局移動した先も人が多いということで、前にアブラコを大量に釣った場所の近くへ行くことにした。
通称アブラコ場と呼んでいたが、そこよりは少し近い場所だ。

しかし道のりはとても危険で、今の時期は特に海苔類が成長していて滑りやすい。
海苔類の威力は我々人間が考えているよりも遥かにスリッピーである。
磯ジャンキーの皆様も気をつけていただきたい。

釣り場に着いた。
なんと良さそうな場所だろう。否が応にも期待が高まる。
これは良い磯。
PAP_1184_R.jpg
PAP_1183_R.jpg

絶対に何か釣れる!
そんな根拠のない確信を持った私は勇んで竿を振るも、2度目であっさり根がかり…。
私の中の黒い部分が露呈する。
昆布め…すくすく成長したものだな…
思う存分美味しくなるがいい…その時が来たならばグウの音も出ない程にダシを絞り取ってやることにしよう…
家族の命が惜しいのなら…あまり私を怒らせないほうがいい。

その後2時間程頑張るが、まったく当たりすらなかった。
なぜだ。なぜこんな良さげな磯で何も釣れないんだ。
波といい、時間帯といい、天気といい、申し分ないのに。
単に日が悪かったのか。

今回はだめだったが、私はあの場所を忘れられない。
絶対に何か釣れると今でも思わずにはいられない。

いつかまた行ってみたいと思う。

戻るボタンを押さずに読んでくれたあなた。
期待はずれでごめんなさい。テヘペロー(棒読み)

また懲りずに遊びに来ていただきたい。
そして岩内で私たちを見たならば、生暖かい目で見てやって下さい。

このブログはどこにも宣伝していないが、このたびアクセス数が98人にも達しました!
これは私たちにとって予想外に多い数であります。
誰一人こなかったりしてね、と言って始めたこのブログ。
あと2人で100人なんて、夢のよう。

記念すべき100人目のあなたには、私の使用済サイン入りモモヒキを送らせていただいても構わないのよ。
至極いらない。くさい。

それでは、わたくし釣り界のリーサルウェポン、ちぷがお送り致しました。
釣果がなかった時にまたお会いしましょう。
皆さん良い釣りライフを。

今週も懲りずに岩内に行って参ります。

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プロフィール

たぷじろう

Author:たぷじろう
夫婦釣り師たぷ&ちぷが織り成す、愛と憎しみとYシャツと私が渦巻くサスペンス釣り紀行。
魚を欲する欲望は計り知れず、自らの体を犠牲にして磯を彷徨う2人に未来はあるのか。
もうやめて…ちぷのHPはゼロよ…!
あなたの心の琴線に触れたり触れなかったり…戸惑うあなたへレッツフィッシング!

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